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IBISSとは

IBISS(Integrative Brain Imaging Support System)とは、IBICでの画像研究を支えるオンラインサポートシステムです。システムを通して全国から脳病態画像・臨床情報を収集し、脳画像データベース(Brain Imaging Bank:BIB)を作成。そのデータを管理・公開することで、国や地域の壁を越えた中枢神経・筋疾患の研究の推進や医療技術の向上を目指します。

多施設共同研究

研究に必要な情報を共有できるVirtual Communityを提供し、ネットワークによる多施設共同研究の円滑な進行と論文制作を支援します。

希少疾患研究

一つの施設では限界のあった稀少疾患の脳画像・臨床情報を全国から収集、BIBに蓄積・管理し、症例報告に止まらない統一的な研究が成される可能性を広げます。

読影

難度の高い脳画像の読影や中枢神経疾患に特化したセカンドオピニオン読影の依頼をオンラインで受け、1~2週間で読影します。読影は当センターが選んだ高度な技術を持った医師が担当します。

教育

多量の画像データを閲覧できるウェブの特性を生かし、実際の読影に近い形の画像教育用教材を作成・公開します。特に、NCNPの所有する希な症例を基に上級者向けのコンテンツも作成します。

脳画像データバンク

IBISSに集積された脳画像・臨床情報は研究が収束した時点でBIBに移され再構築します。再構築されたデータを二次利用可能な状態に管理することで更なる脳病態研究や教育に役立てます。